【仮交際・真剣交際別】結婚相談所のデートを成功に導く場所・回数・費用

結婚相談所でのデートは一般の出会いと似ているようで、進め方や考え方が大きく違います。次のような悩みはありませんか。

この記事では、結婚相談所デートを仮交際と真剣交際に分け、場所選び、会話のポイント、適切な回数と頻度、費用の持ち方までを具体例で解説します。効率的に相手との距離を縮め、安心して次の段階へ進めるよう、今日から試せる方法だけをまとめました。

【アドバイザー】串田 まち子

婚活中は十人十色、様々な出来事が起こります。すべての方が順風満帆に成婚できるわけではありません。
だからこそ、20年以上培ってきた経験やノウハウを活かし、「誠実さ」をモットーに、会員さまが人生のパートナーに一人でも多く出会えるようお一人おひとりと真剣に向き合います。
また、お客様が安心して活動が出来るようなアットホームな雰囲気、気兼ねなく相談していただけるよう丁寧な対応を心がけています。
スタッフ一同一丸となり応援していきたいと思います。

結婚相談所デートとは？基本の流れ

結婚相談所の活動は、紹介や検索から「お見合い」を経て、仮交際、真剣交際、成婚へ進みます。一般の付き合いと違い、段階ごとに目的が明確で、期間や回数の目安もあります。無理のないペースで互いの理解を深めることが大切です。

活動の段階と用語の理解

初回デートから真剣交際・成婚までの進め方

お見合い後、1回目のデートは短時間で再現性のある場所を選び、2回目・3回目で距離を縮めます。真剣交際に入ったら、週1ペースで半日〜1日デートを増やし、結婚後の生活をイメージできる話題を深めます。  

相談所ならではのサポートの使い方

カウンセラーは、日程調整、店の提案、会話の振り返り、気持ちのずれの橋渡しまで対応します。具体的に「次回は昼のカフェ、90分、予算は1人1,500円程度」など、条件を伝えると提案が的確になります。断りやすい文面や、好意を伝える一言も相談すると、進め方がスムーズです。

よくある悩みと解決の方針

ここからは、仮交際と真剣交際に分けて、場所、会話、頻度、費用を具体的に見ていきます。

仮交際の結婚相談所デートの進め方

仮交際は「互いの相性の確認期間」です。短時間で回数を重ね、会うたびに安心感と好意を積み上げるのがおすすめです。

デート場所と時間の目安

初回で避けたい場所

無難で好印象の選択

次に繋げる会話術

相手のプロフィールの「理由」に注目すると会話が深まります。たとえば「旅行が好き」だけでなく「なぜその国が好きか」「誰と行くのが理想か」を聞くと、価値観が見えます。自分の話は結論→理由→一言質問で締めると、会話のキャッチボールが続きます。

具体的なフレーズ例

頻度と期間の目安

仮交際は、目安として2〜3週間で2回、4〜6週間で3回のペースが現実的です。間隔が空くと気持ちが読みづらくなるため、週1で会うリズムが理想です。期間が長くなりすぎると他の人との比較が増え、決めづらくなります。2回目、3回目の終わりに「次は〇日はいかがですか」ときちんと提案しておくと、関係が止まりません。

費用負担と割り勘のスマートな伝え方

初回は男性が支払い、2回目以降は金額に応じて柔らかく割り勘がバランスを取りやすいです。女性から「今回お支払いさせてください」と申し出るのも好印象です。高額になりそうな場合は、事前にランチやカフェを選ぶと互いに安心です。

例文

 この先は、真剣交際での場所選びや回数、結婚観の確かめ方を紹介します。

真剣交際の結婚相談所デートの進め方

真剣交際は「一緒に生活を描けるか」を見極める段階です。時間の使い方と話題の深さがポイントになります。

場所選びと時間配分

週1回以上で半日デートを取り入れます。公園の散歩→ランチ→雑貨店のように、日常に近い流れを共有すると、相手の素の様子が分かります。遠出は1〜2回取り入れ、余裕のあるタイムテーブルにすると良いです。

関係の深め方と価値観の確認

「家事の分担」「金銭感覚」「仕事の優先度」など、結婚後に関係する項目を一つずつ話します。ぼんやりさせず、たとえば「平日の料理はどちらが何回できそうか」など、具体に落とすと誤解が減ります。伝えづらい話題は、カウンセラー経由で希望を伝えてから会話すると進めやすいです。

具体的な結婚観とライフプランの話題

以下のテーマを、それぞれ5〜10分で区切って話すと負担が少ないです。

デート回数とプロポーズ準備の費用管理

真剣交際は6〜8週間を目安に、合計8回前後のデートでプロポーズ準備に入るケースが多いです。指輪や記念日の費用が増えるため、普段のデートは無理のない価格帯で整え、記念日はメリハリをつけます。写真が撮れる場所や、店の個室、コース料理などは早めの予約が安心です。

服装マナーと身だしなみのポイント

清潔感は男女共通で最も重要です。高価よりも「手入れされているか」が印象を左右します。

男性の服装

ジャケット＋シャツ＋きれいめパンツが基本です。靴は革靴か白系の清潔なスニーカーが無難です。香水は一吹きでとどめ、髪と眉は事前に整えます。カバンはA4が入るシンプルなものが実用的です。

女性の服装

明るい色のトップスにひざ丈前後のスカートや細身パンツが好印象です。マニキュアは淡色、アクセサリーは小ぶりにして、全体のトーンを合わせます。歩きやすい靴を選ぶと移動がスムーズです。

清潔感チェックリスト

店の予約と到着のマナー

初回から3回目までは、できるだけ予約して待ち時間を減らします。到着は5〜10分前を目安にし、相手が迷わないよう店の外で待ち合わせると親切です。支払いはテーブル会計かレジ前かを事前確認し、会計時の段取りを決めておくと気持ちよく終われます。

服装とマナーが整えば、次は失敗しやすいポイントと避け方を押さえましょう。

よくある失敗とその回避策

早い見極めは重要ですが、焦りすぎは逆効果です。ペースと距離感を意識すると、関係が育ちやすくなります。

早い段階で踏み込みすぎる

初回から年収や過去の恋愛を深く聞くと、警戒されやすいです。まずは共通の楽しみを増やし、3回目前後でライフスタイルの相性に触れるのが安心です。どうしても確認したいことは「自分はこう考えていますが、どう思いますか」と自分基点で伝えると柔らかくなります。

受け身過ぎで進まない

相手任せにせず、毎回デートの終わりに次回候補日を3つ提示します。好意は「また会いたいです」「一緒にいると落ち着きます」など短く言葉にすると、関係が前に進みます。

仕事で時間が取れない場合の工夫

カウンセラーの使い方

気持ちのずれが出たときや返答に迷うときは、やり取りを共有して文面を整えてもらいます。断りやすい提案や、相手の気持ちの確認は第三者が入ると誤解が減ります。気になる点は曖昧にせず、24時間以内の相談を意識すると、チャンスを逃しません。

成婚へつなげる行動計画プラン

短期で進めるほど、迷いが少なく気持ちの波も穏やかです。回目ごとの目的を明確にすると、必要な会話が漏れません。

仮交際8週間プランの目安

真剣交際8週間プランの目安

メッセージ例で伝え方を整える

最後に確認しておきたいポイント

ここまで実行すれば、結婚相談所デートは効率的かつ確実に前に進みます。最後に本記事の要点をまとめます。

まとめ

結婚相談所デートは段階ごとの目的がはっきりしているぶん、準備が成果を左右します。仮交際では短時間で回数を重ねて安心感を育て、1回目は静かなカフェ、2回目はランチ、3回目は軽いお出かけが進めやすい流れです。真剣交際に入ったら半日デートで日常を共有し、家事やお金、住まいなどを具体的に話し合いましょう。費用は無理なく、最初は男性が払い、その後は自然に分担。毎回その場で次回予定を決め、迷いは小さく早めに解消すると前に進みます。