「結婚相談所に可愛い子はいない」は本当？写真と現実にギャップが生まれる原因と対策

「結婚相談所には可愛い人がいない」と感じていませんか。活動を始めた男性から、次のような声をよく聞きます。  

本記事では、写真と現実にギャップが生まれる仕組みをやさしく解説し、検索条件の組み方、プロフィールの見方と整え方、見合い〜交際の進め方までを実務目線でまとめました。「会っても可愛い」と感じられる確率を上げ、活動の手応えを作るための具体的なやり方が分かります。

【アドバイザー】串田 まち子

婚活中は十人十色、様々な出来事が起こります。すべての方が順風満帆に成婚できるわけではありません。
だからこそ、20年以上培ってきた経験やノウハウを活かし、「誠実さ」をモットーに、会員さまが人生のパートナーに一人でも多く出会えるようお一人おひとりと真剣に向き合います。
また、お客様が安心して活動が出来るようなアットホームな雰囲気、気兼ねなく相談していただけるよう丁寧な対応を心がけています。
スタッフ一同一丸となり応援していきたいと思います。

結婚相談所に「可愛い子がいない」は本当？データと現実の捉え方

「可愛い子がいない」という実感は、基準の違いと活動設計の差から生まれがちです。大手連盟では会員数が多く、20代〜30代前半の女性も一定数います。母集団が大きいほど、タイプの女性に出会える可能性は高まります。

一方で、婚活は短時間で相性と生活観を見極める場です。容姿だけに寄ると、相性の良い相手を逃しやすくなります。容姿と価値観をバランスよく判断し、申し込みや面談を少しずつ試すことが、納得できる出会いと成婚への近道です。

ここからは、ギャップが生まれる理由と、出会いの“数”と“質”を高めるための具体的なステップについて解説します。

写真と現実にギャップが生まれる良くある理由

写真と現実の差は、撮影環境と閲覧環境、期待値の持ち方、情報の読み取り不足が重なって起きます。仕組みが分かると、プロフィールの見方が一気にクリアになります。

写真の撮り方と見え方の差

多くの相談所はスタジオ撮影です。光やレンズ、レタッチ、服とメイクのサポートで印象は高まります。見る側のスマホ画面の明るさやサイズにも左右されます。  

これは“盛っている”というより、ビジネスプロフィールとしては一般的なレベルです。

写真はどうしても“ベストな状態”で写るため、実際に会ったときは“普段の状態”になるものだと理解しておくと、印象の差に振り回されにくくなります。

プロフィール情報の読み取り不足

自己PRやカウンセラーコメントには、生活リズムや価値観が表れます。見た目だけで判断してしまうと、実際に会ったときにギャップが生まれやすくなります。活動エリアや休日の過ごし方、家族観・恋愛観などの具体的な価値観は、相性に直結する大切な要素です。

出会いが増えない原因は“期待値のずれ”にある

理想が高いのは問題ではありません。ただ、申し込み数が少ない、条件が狭すぎる、対面の印象作りが弱いと、「良い人に会えない」と感じやすくなります。出会いの母数と交際率を同時に上げる設計が鍵です。

次に、理想の人に届く検索と申し込みのやり方を具体的に解説いたします。

可愛いと感じる女性と出会える検索戦略

会員数の多い連盟では、戦略次第で結果が大きく変わります。特に活動初期の2〜3週間は重要で、仮説と検証を素早く回しながらデータを基に調整していくことが成功の近道です。

年齢層や地域や条件の最適化

条件を詰めすぎると機会損失になります。まずは広めに取り、データで絞り込みます。  

活動開始からの2週間は間口を広げて出会いの接点を増やし、3週目以降は「OK率」や「申し受けの傾向」をデータで確認しながら精度を高めていきます。

「写真で可愛い」から「会っても可愛い」へ繋げる見極め

写真で惹かれたあとは、プロフィール文章の内容ときちんと一致しているかを確認することが大切です。

ここが揃うと、対面での印象とのギャップが少なくなる傾向があります。

申し込み数とタイミングの戦略

人気会員には申し込みが集中するため、「申し込みの量」と「タイミング」を工夫することが成功のポイントです。

そして、その戦略を支える基盤になるのが「プロフィールの質」と「対面での伝わり方」です。

次章で整え方をまとめます。

写真やプロフィールの見方と整え方（男性側の改善で出会いは増える）

「出会えない」と感じる時ほど、自分の見せ方を整えると効果が出ます。相手探しに加えて自分の魅力の出し方を磨くと、申し受けもお見合い成立も増えやすくなります。

男性プロフィールの改善ポイント

写真で確認するべきポイント

写真は静止画です。会話で好転することも多いので、OK基準は少し広めに取る方が出会鵜チャンスが増えます。

この準備が整うと、見合いの会話が楽になり、交際移行率も上がります。

お見合い・初デート・交際の進め方

「素敵だな」と思える相手に出会えたら、丁寧に流れをつくることが大切です。

落ち着いて再現性のあるアプローチを心がけることで、相手の安心感につながります。

お見合い当日の基本

お見合いは結論を出す場ではなく、「もう一度会ってみたい」と思ってもらうための布石を置く時間です。共通の話題や、次に一緒に行けそうな場所のヒントを一つ残しておくと、次のデートにつながりやすくなります。

ファーストデート設計

メッセージ運用

次に、つまずきやすいポイントを押さえます。

注意点とデメリットを理解する

「可愛い子だけを追う」活動は、次のリスクが出やすいです。  

対策は、理想のタイプを言語化し 2〜3パターンに整理したうえで、「写真の印象 × 価値観の一致度 × 会いやすさ（距離）」の3軸で申し込み判断を行うことです。

簡単でも構わないので記録を残しておくと、自分に合う傾向が見えやすくなり、改善スピードが大きく高まります。

20代・30代の女性と出会うコツと現実的なライン

「20代は少ないのでは？」という不安はありますが、会員数の多い連盟では一定数の出会いは確保できます。

ただし競争が激しい年代でもあるため、設計の質がそのまま結果に反映されます。

20代女性へのアプローチ

30代女性へのアプローチ

年代を問わず、丁寧な連絡と誠実な意思表示、そしてお見合いの質が決め手になります。

カウンセラーや相談所サポートの使い方で出会いの質は上がる

最大の価値は第三者の視点です。写真、文章、申し込み、見合い、交際の各場面で都度フィードバックをもらうほど歩留まりは改善します。

無料面談や入会前に確認したいこと

入会後に頼るべきサポート

サポートを積極的に活用するほど、出会いは安定し、「この人いいな」と感じる相手にも届きやすくなります。

戦略全体図出会いの数と質を両立する流れ

可愛いの定義を再設計する実際に会って分かる魅力の拾い方

容姿は大切ですが、会って初めて伝わる魅力が決め手になることは少なくありません。  

写真の一点突破ではなく、総合点で「可愛い」と感じられる相手に会えるよう、会う基準を少し広げてみると、出会いの数も満足度も上がります。

基準を少し見直しただけで交際数が2倍に増えた例

30代男性Aさんは、当初「写真の印象だけ」で判断しており、週5件の申し込み → OK率が低い → 月1件しかお見合いが成立しない状態でした。

そこでカウンセラーと話し合い、次の4点を改善しました。

その結果、Aさんのお見合い成立数は月1件から月3件へと増え、仮交際に進む人数も月2名へと増加しまし、3カ月後には「会っても可愛い」と感じる相手と真剣交際に進むことができました。

※実際の相談傾向をもとにイメージしやすく構成したフィクションの事例です。

実行チェックリスト

【まとめ】  

「結婚相談所に可愛い子がいない」と感じてしまう背景には、写真と実際の印象のギャップ・条件の詰めすぎ・申し込み数やタイミングの不足・プロフィール設計の弱さといった複数の要因が重なっているケースが多いです。

写真は一番良い瞬間、対面は自然体の姿です。この前提を理解したうえで、写真の見方・検索条件の最適化・申し込みの量と時間戦略・会話やメッセージの丁寧さを積み上げていけば、理想の相手に出会える確率は確実に高まります。

会員数の多い相談所では、データを活かした検証が早く回せます。サポートを積極的に活用することで、「会っても可愛い」と感じられる相手とのお見合い、真剣交際、そして成婚へと近づいていけます。

参照 ：日本結婚相談所連盟IBJ 公式サイト