結婚相談所の婚活はスピード感がある一方で、性の価値観や相性が曖昧なまま進むと、結婚後に悩みが膨らみがちです。こんな不安はありませんか?
- 真剣交際で性やスキンシップの話題をどこまで話せばいいか迷う
- 妊娠や避妊、健康のことを切り出すタイミングが難しい
- カウンセラーに何をどう頼るといいか分からない
本記事では、真剣交際の段階で確認すべき3つの必須ポイント、気まずくならない会話術、カウンセラーの使い方を具体例つきで紹介します。ルールを守りつつ、ふたりに合った合意をつくるコツが分かり、安心して成婚へ進めます。
マリッヂサポートでは、経験豊富なプロのアドバイザーが「婚活の些細な悩み」を解決へ導きます!無理な勧誘は一切ございませんので、まずはお気軽にご相談下さい♪

【アドバイザー】串田 まち子
婚活中は十人十色、様々な出来事が起こります。すべての方が順風満帆に成婚できるわけではありません。
だからこそ、20年以上培ってきた経験やノウハウを活かし、「誠実さ」をモットーに、会員さまが人生のパートナーに一人でも多く出会えるようお一人おひとりと真剣に向き合います。
また、お客様が安心して活動が出来るようなアットホームな雰囲気、気兼ねなく相談していただけるよう丁寧な対応を心がけています。
スタッフ一同一丸となり応援していきたいと思います。
結婚相談所の性の不一致とは?背景とよくある誤解
結婚相談所でいう「性の不一致」とは、性やスキンシップ、頻度、妊娠や避妊の考え、生活リズムなどのズレがストレスや衝突の種になる状態です。プロフィールでは見えにくく、成婚後に表面化しやすいのがやっかいなところです。
「真剣交際になれば自然に合うはず」という期待は、少し危険です。相性は放っておくものではなく、対話で整えるもの。相談所によっては行為を控える規約があるため、話さずに成婚すると、後で困ることがあります。
男女で「性」の捉え方が違う場合も多いです。欲求や頻度を重視する人もいれば、安心感や生活とのバランスを重視する人もいます。どちらも大切。違いを敵視せず、見える化して合意を作る姿勢が土台になります。
真剣交際中に性の不一致を避けるために確認すべき3つのこと
真剣交際は、成婚前の一番大事な工程です。ルールの範囲で、現実的なすり合わせを進めましょう。
性やスキンシップの希望と“安心できる境界線”の共有
性やスキンシップについては、曖昧にせず「具体的に話す」ことが大切です。
頻度、心地よい範囲、体調や仕事との兼ね合い、断るときの伝え方などを共有すると、すれ違いが起きにくくなります。
話し合う観点の例
- 平日・休日それぞれの理想ペース
- 手をつなぐ・ハグ・キスなど、心地よいスキンシップの範囲
- 体調不良や忙しいときのサインと、代わりの寄り添い方
- プライバシーや安心感に関わるNG項目
頻度は数字で「一次合意」をつくり、半年ごとに見直す運用にしておくと安心です。規約で具体行為を避ける必要があっても、「ふたりのガイドライン」を言葉にすることは十分に可能です。
妊娠避妊健康情報の確認と共有範囲
妊娠・避妊の考え方、治療の向き合い方、健康情報は、結婚後の設計に直結します。終盤では最低限の合意をつくりましょう。
- 子どもを望むか、その理由
- 妊活の開始時期と治療への考え方
- 避妊方法の希望と負担感
- 既往歴や服薬など、共有する健康情報の範囲
- 費用の分担(検査・治療・通院)
健康情報はプライバシーです。段階的に開示し、誤解を避けるためにカウンセラー同席やメモ化を活用すると安心です。妊娠は努力だけで決められないため、代替の人生プランも並行して話しておくと健全です。
生活リズム感情の相性と合図の設計
性の不一致は、日常の疲れや睡眠、ストレス、家事分担などにも左右されます。次の観点を言語化しましょう。
- 就寝・起床時間、入浴や就寝前ルーティン
- 飲酒・喫煙・運動習慣と性への影響
- 残業や出張の頻度、メンタルの波が大きい時の合図
- 甘えたい時・一人になりたい時のサイン
- 断り方と受け止め方のルール
「今日は難しい」→「ハグだけしよう」に置き換えるなど、代替のスキンシップを用意しておくと、拒絶感を減らせて関係が安定します。
切り出しにくい話題をスマートに伝える会話術
規約を守りつつ、相手を尊重する伝え方に変えるだけで、空気は大きく変わります。
Iメッセージと選択肢の広げ方で“共有型の話し合い”にする
「あなたは〜してくれない?」は責めに聞こえがちです。「私は〜だと安心します」と自分の気持ちを主語にしましょう。する/しないの二択にせず、第三案を置くと合意に近づきます。
- メッセージで伝える
- 数字や時間帯で期待値を合わせる
- 第三案(今夜は難しい→朝に散歩+ハグ)を用意
デメリットや注意点を前もって言語化する
弱点や波を先に共有すると、後出し感がなくなります。「連勤の週は体力が落ちる」「生理前は眠い」「飲酒日はスキンシップが苦手」など、先に伝え、受け止めてもらえたら感謝を言葉にしましょう。
- 体調・メンタルの波を共有する
- 触れられたくない話題と理由を明示する
- NGが重なった時のリカバリー手順を決める
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書面メモやチェックリストで誤解を減らす
会話だけだと解釈がズレます。真剣交際の終盤は、合意事項をメモ化しましょう。面談後に双方とカウンセラーで同じメモを保管しておくと、後日の確認がスムーズです。
相談所のルール規約を踏まえた進め方
規約は相談所ごとに異なります。違反でトラブルにならないよう、二人で読み合わせましょう。
よくある規約と確認ポイント
- 宿泊・旅行は成婚後を推奨、または禁止の場合あり
- 実質的な同棲や長期外泊はNG
- 性的行為の推奨・強要は当然NG
- 連絡手段の制限(アプリ内のみ、直電可否)
- クレーム発生時の連絡経路と対応フロー
趣旨は「会員を守ること」です。規約を味方にして、相手に余計なプレッシャーをかけない進め方を選びましょう。
境界線を越えたと感じた時の対処方法
境界線を越えたと感じたら、無理に一人で抱えず、早めにカウンセラーへ相談しましょう。
事前に「この段階になったら相談する」「ここから先は一人で判断しない」など、相談のタイミングや対応の目安を2人で決めておくと、早い段階で問題に気づきやすくなります。

カウンセラーを活用して合意形成をスムーズに進める
仲介のプロが間に入ることで、デリケートな話題でも落ち着いて話し合えます。
入会初期の段階から、相談の進め方や共有ルールを整えておくと、後の誤解やすれ違いを大幅に減らせます。
カウンセラー同席の三者面談で話すべきこと
三者面談では、後々のズレが起きやすいテーマを先に共有しておくと安心です。
- 性・スキンシップの価値観
- 妊娠・避妊・将来設計の希望と理由
- 生活リズム・家事分担・ストレス対処の考え方
- NGなことと代替案、見直しの頻度
言いにくい部分はカウンセラーが代弁してくれるため、誤解が生まれにくくなります。
相談の型を決めておくとトラブルが減る
「気になったことをその場しのぎで対応する」のではなく、報告・共有の型をあらかじめ決めておくことで、小さな違和感を早めに修正できます。
- 週1回:要点3つをチャットで報告(気になる点・良かった点・不安点など)
- 気になる出来事は24時間以内に共有(早いほど解決しやすい)
- 合意メモは本人2人と担当で保管(共通認識のズレを防ぐ)
ルール化しておくと、状況の変化に合わせてスムーズに軌道修正できます。
会話テンプレートと合意チェックリスト
真剣交際の終盤で使いやすいように、そのまま言い換えて使える「会話の例」と「合意のチェック項目」をまとめました。
会話テンプレート(言い出し方の例)
性とスキンシップ
「私にとって、手をつなぐ・ハグは安心のサインです。週末に10分でも一緒に過ごせると嬉しい。あなたはどんなスキンシップが心地いいですか?」
頻度と合図
「平日は難しい日が多いので、土曜の夜をふたり時間にできると助かります。難しい日は、LINEで“今日は休むね”の合図にしませんか?」
妊娠・避妊・将来設計
「子どもの希望を一度整理したいです。私は一年以内を目標に考えています。検査や費用分担はどう考えていますか?」
合意チェックリスト(2人で決めておきたいこと)
話し合いのあとに、次の点を「お互い同じ認識か?」を確認しておくと安心です。
- スキンシップの内容と頻度を、目安の数字で共有できているか
- 断るとき/断られたときのルールを決めているか
- 妊娠・避妊の方針と費用分担の考え方を確認できているか
- 健康状態や過去の治療歴など、どこまで共有するかを話し合えているか
- 見直しのタイミング(3〜6か月ごと など)を決めているか
- 相談所の規約やルールを二人で再確認し、必要なことはメモに残しているか
- トラブルや不安が出たとき、誰に・どの順番で相談するかを決めているか
よくある性の不一致と修正方法
以下は、イメージしやすいように作成したフィクションの事例です。実在の会員さんの話ではありません。
事例A:スキンシップの頻度でギャップが出たケース
男性:「週2回は、しっかりふたりの時間がほしい」と思っていた
女性: 「平日はほぼ無理で、月2回くらいのデートがちょうどいい」と感じていた
このままだとお互いモヤモヤするため、三者面談で次のように整理しました。
- 平日は「ハグ+近所を少し散歩する程度」にハードルを下げる
- 月3回を目安に「デート+スキンシップの日」をつくる
- 3か月後に、負担や心地よさを再チェックする日を決めておく
こうして「理想」と「現実」の真ん中あたりで折り合いをつけたことで、女性側の不安が減り、交際が安定しました。その後も「定期的に見直す」習慣ができたことで、大きなトラブルに発展せずに済みました。
事例B:妊娠のタイミングで意見が分かれたケース
女性:「できれば早めに妊娠を考えたい」と希望
男性:「仕事の区切りがつく2年後くらいが安心」と感じていた
話し合いを深める中で、男性の本音が「収入の波や将来の不安」にあることが分かりました。そこで、カウンセラーを交えて次のように整理しました。
- 妊活開始時期:A案:すぐに始める/B案:1年後からスタート
→ まずはB案を採用し、「半年ごとに見直す」ことで合意 - 収入面の対策:貯蓄を増やす/副業の相談、固定費(家賃・保険など)の見直し
→ 3か月ごとに家計を振り返る時間をつくる - 治療費の考え方:基本は折半、ただし、いくらまで出せるかという上限も共有
→ 年1回、状況を見て上限額を更新する
このように、 「なぜそう思うのか」を言葉にして、A案・B案・見直し時期をセットで決めると、相手を責めることなく、一緒に前に進みやすくなります。
よくある質問(Q&A)
規約で性的な話題がタブーに感じます。どこまで話していい?
行為の詳細には踏み込まず、価値観・頻度・合図・見直しの運用を話すのが基本です。不安があればカウンセラー同席で進めましょう。
相性が合わないと感じたら真剣交際を終了すべき?
改善の余地を検討→期限を切って試す→難しければ終了、が負担の少ない流れです。無理に続けると問題が広がります。
健康情報はどこまで共有すべき?
性や妊娠に直結する範囲は最低限共有を。開示範囲と保管方法を合意し、不要な拡散は避けましょう。
まとめ
結婚相談所の婚活は短期で成婚に進みやすい一方、性の不一致が後回しになりがちです。だからこそ、真剣交際中に「スキンシップと頻度の合意」「妊娠・避妊と健康情報の共有」「生活リズムと合図の設計」を、規約を守りながら具体化することが大切です。
伝え方はIメッセージ、第三案の用意、注意点の前出しが有効です。カウンセラーの三者面談と合意メモで誤解を減らし、見直し時期を組み込めば、相性は十分に調整できます。
焦らず誠実に対応しましょう。納得いく合意ができれば、安心して成婚し、心地よい夫婦生活を始められます。
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